宮崎旅行②

 

昨日の晩から一気に寒くなってきましたね。

手持ちのiphoneの天気予報は「涼しくなります」と、どこか他人事(笑)。いや、もうたいぶ前から体感温度の基準は「暑い」ではないのよ、iphoneさん。

鍋パーティがしたいなぁ、乾杯はビールをぐびっと、あとはさっさと日本酒か焼酎へ持ちかえちょびちょびしていく。だいたい、野菜を切る器を出すという準備段階でビールに口をつけてしまっているので、鍋をつつくころはもう日本酒から始めるとあとあと酔い過ぎないので良いです(笑)。それから、白く煮立った白菜でつくね団子を包み、ポン酢皿にちょこっとつけていただきます、という具合に。柚子胡椒的な気の利いた薬味があればなおぐっっ。誰か一緒にやってくれる人はいないかなぁ。

 

ところで、今回は『宮崎旅行①』の続き『宮崎旅行②』です。

26日から27日までの話。

 

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11月26日

 

朝6時半に快活さんのフラットシートの上で目が覚める。

夜中は2時間おきに目が覚めてしまったからうまく眠ることができなかった。でも起きて「だるい」という感じではなくて、むしろ「しゃきっと」した感じ。コーヒーを飲んで15分後カフェインで頭がぎゅっと詰まった感じしません?あれと似たような感覚だったなぁ。矛盾しているようですが、たぶん頭は興奮したままだったんでしょうね~。

さて、快活さんからまた45分かけて宮崎駅へ歩いていくぅ。一度通った道だしすいすい足取り軽く歩いていくぅ。とことん。

今日は青島の温泉に行こう!という予定。昨日の夜に行きたい温泉施設をネットでリサーチしていると、ここは朝6:00時から空いているとのこと!すごいわ。朝早くいけば昼間は時間がつくれるなぁと思い、朝早くに快活さんを出たのでした。

宮崎駅から青島行の電車に乗る。

この電車のソファと車内の温かさが妙に頭をリラックスさせてくれて、気がついたら寝てしまってました(笑)。目を覚ますと青島駅はとうにの昔に通過し、僕はそこから3駅離れた「小内海駅」で降りることに、、、。プラットフォームに足を降ろすと、どこやここ、駅の目の前には、荒ぶる日向灘の大きな波、小雨と風に運ばれた潮が全身にびしゅ~っと、幹線道路を走る大型トラック、軽トラック。どこやここ。うわぁ~、やってしまったなぁと思ったものの意外に冷静な自分もいて「じゃ、電車で戻ればええやん」と時刻表を眺めると次は一時間半後。いやこの状況で一時間半は無理。「ほなカフェで待つか」とGoogleマップを開くも近辺にどこにもあらへん。そらそうでしょうね(笑)。ここは、右手はだだっ広い日向灘に左手に山、囲まれて立っているこの場所も幹線道路の路側帯(笑)。無理(笑)。

どうしようもないなぁと思ったけど、ここは気分を変えて「温泉にベストな状態で入るために歩くぞ」と。疲れた身体には温泉ですよねぇ⁈ といっても、青島へ行くためにはでっかい峠を一つ越えなければならず、2時間以上は絶対かかるし、雨は降ってるし、さすがに無理なので、「小内海駅」から海岸線を歩いて45分くらいあたりの「内海駅」まで歩くことにしました。歩いていると、途中まであった歩道が無くなって路側帯を歩くものの横はびゅんびゅん大型トラックが横切って、怖かった~。向こうもこんなところに人が!と怖かったと思うのですけど。。すんまへん。全ては寝過ごした私の責任です。

でも、このルートは結構印象的でした。右手にみえる日南海岸は「鬼の洗濯岩」がびたぁーと広がっていたし。「Cinema Heaven」と書かれた怪しげ看板が現れるし(あとから調べたら宿泊施設?みたいでした)、漁船が港に停泊しているし、そうそう、道の駅もあったなぁ。わりと楽しめた散策でした。しかも、最後におもしろかったのは、「内海駅」の近くの古民家からX JAPANの「ENDLESS RAIN」が爆音でかかっていたこと。Xの曲は好きだけど、ちょっと今は雨なので別の曲にして欲しいなぁと思ったところです(笑)。

無事、「青島駅」に到着して、「そういえばぁ、朝はドーナツしか食べてない!」ので植物園の近くにあるオシャレ・カフェでカレーを食べました。内装からメニューからおしゃれおしゃれおしゃれ、すごいわ。

あとは事前に紹介され行きたかった「AOSHIMA FISHERMAN'S  BEACHSIDE  HOTEL&SPA」へ。僕は泊まるわけではないのでいわゆる日帰り温泉っつーやつですね。ここの温泉は天然温泉なんですけど、それよりも関心をもっていかれるのは、浴場の壁にでっかい富士山の絵があることです。有名な日本画家が描いたようでそれはそれは立派。ザ日本みたいで立派なんですけど、おもしろいのは浴場内BGMがハワイだということ(笑)。ウクレレ・メロディーがたのしいね(笑)。それで、またもサウナがあったので入っていると、今度は結構お年を召されたおじいちゃんが二人入ってきて。今度の「宮崎弁」はもうまったく内容が分からない(笑)。たまに「たたみ」とか知っている単語が出てくるくらい。でもあとはぜんっぜん分からない、昨日のおじさま方とはちょっと比べようもないくらい。いやぁ聞けて良かった。日本には自分が話す言葉と全然違う言葉がたくさんあるんだということが分かりました。むろん自分の言葉もそう思われていることでしょう。

温泉の後は、宮崎にいる大切な人と会うことに。前日のあの快活レモン酎ハイ錯覚事件(笑)の後に電話で連絡していたので、今日は会うことに! 夕方くらいに宮崎駅周辺に集合(こういう「中心街」って「宮崎市内」というべきなのだろうか? いつも悩む。行政区画的には青島も宮崎市だし。行政の地理的な境界と政治権力的な境界が一致しない場合があるのはやっぱり不思議 )。

宮崎に来たらやっぱり食べたいと思っていたのはフルーツだったので、フルーツ・パフェを食べに喫茶店「ウルワシ」へ。実際に入ってみると、僕が期待していた「フルーツてんこ盛りパフェ!!どうだ!!」という感じのやつがなかったので、「これがいいんじゃない」という提案で「フルーツ・ワッフル」に。マンゴー・ソースやイチゴの甘味が濃厚で美味しかったです。でもちょっと量があるので、最後はきつかったかなぁ(笑)。そのあとは「ポロポロ書店」というおそらく8畳くらいのこじんまりとした本屋さんに。しげしげと本棚を眺めているとベイビーが来店。可愛かったなぁ。まだ一歳もいってないくらいだったと思う。夜は「祭りの音」という居酒屋さんで食べて、次会う約束をして解散。とりあえず年末までがんばるぞ~。

この夜もまた快活さんに宿泊。明日の朝は早いのでとくに何もせずに早めに眠りにつきました。

 

11月27日

 

朝7時に起床。快活さんを出て宮崎駅の方へ向かう。今日帰る予定なので11時半の飛行機に間に合うようにと早めに出ました。宮崎駅の近くにまあまあの大きさの公園があって、そこの横道を何気なく歩いていると、体操やらキャッチボール、ウォーキングなど、みなさん朝早くから身体を動かしていました。朝は少し肌寒いけど太陽はしっかりと出ていたので身体を動かすと体温がしっかりと感じられて気持ちいいだろうなぁと思いました。僕もそのキャッチボール混ざったらよかったかな(笑)。投げるのは下手だけど受けるのはわりと得意です。でもフライはいっこうにダメ、良くならないです。朝身体を動かしている人を見るだけでも清々しい気持ちになりました。どうも~。

 そうそうお土産買わないと、と思いたち宮崎駅内にある土産物屋をきょろきょろ。自分用のお土産は「マキシマム」というオール・スパイス。なんでもないウインナーにこれをかけて焼くだけで絶品美味昇天になれるのです。まあわりと全国のスーパーでも売っているのですが、けっこう良いお値段なので「お土産だから」と買った方が後悔しないです(笑)。そういう意味でオススメです、普段なら買わないですからね。こういうときじゃないと、ね? あともう一つは同居人OKNとANKのために「鶏炊き込みご飯の具」を購入。めっちゃ旨そうな写真だったので、ジャケ買い。後日談なんですけど、ごぼうなど野菜は豊富だったのに、肝心の鶏がけっこう小ぶりだった(泣)。味はぐっと。

 さて、プラットフォームに立ち宮崎空港行の電車である「ひゅうが号」に乗る。「ひゅうが号」の外装は鉄の塊みたいで無骨ですが、シートなど内装はゆったり落ち着いた感じで楽しめました。空港に着くと、そういえばぁ朝ごはん食ってねぇやと思いだし、カフェに入る。朝から「ガンジス・カレー」を食べてきました。なぜガンジス?(笑)

あとは無事何事もなく、飛行機に乗って神戸へと帰ってきました。

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、、、とまぁこんな感じで宮崎旅行を楽しみました。次は1月中に行くことになっております。今度は寝過ごすなんてことはないようにしたいですね(笑)。あと、宮崎の言葉を今度は学んでみたいなと思いました。イントネーションも面白いし、宮崎語での言語体系からしてモノの名前はどうなっているのかなど、おもしろそうです。「たたみ」はどうやら宮崎でも「たたみ」というけど、他のモノはどうなんだろうとかってことです。てか、農林水産省によれば、「たたみ」の原材料である「いぐさ」はその生産がほとんど熊本県であるみたいですね。でもなぜ「たたみ」と呼ばれることになったのだろう。宮崎でもずっと「たたみ」って呼ばれていたのかなぁ。

さて、前の「今更日記ー大阪プチ旅行」を書いているときと比べて、(指摘されて)気がついたのは、今回の「行ってきたて」というタイム感の日記では文体が「やや単調」になるみたいです。確かに「ああしてこうして」という感じ。でもわりと脚色無しで書けたんですよね~。下手に筋を作って内容を盛り上げるということはせずに、その時に思ったことをそのまま書いたという感じ。うん、旅をしている間の感情がそのまま出てると思います。そう考えると旅の間の自分って結構平凡なんだなぁ(笑)。わっと驚く!ということもないし、恐怖~ということもなし。どちらかといえばリラックス重視、なのかな? 温泉もお酒も好きだしね。次回はちょっと知的好奇心を揺さぶれてたら良いなぁと思った次第です。

 さぁ、年末だ。

 ほなまた、バイバイ。