最近の進捗と焼き芋的ホクホクの世界

 

昨日の夜気温がぐっと低かったせいか、家のベランダから見れる木々の葉がめっちゃ赤くなっています。同居人OKNとも「あら、赤いねぇ」と確認し合いました。

 

さて、今日は別にネタがなく、これといったものがないのよね。

なのでどうしても「今日の行動記録」みたいなのになりがちなんやけど、許して。

今日は午前中はアルバイトの予定だったんですけど、

朝携帯がぶるぶるして、「ん?」と思うと、「夜に変更に」とのこと。こっちは全然何時でも大丈夫(昨日アルバイトの内容準備はしっかり済ませてあったので)なんで、「いいですよ~」と返答。予定も全然ありません。

そう、今自分はアルバイトをしています。つまりフルタイム労働者ではないんですよね。社会的・経済的・法的地位もかなり危うい状況なんです。

割と「これから働き盛りやね、頑張って稼いでください」歳にさしかかっている身なのですが(笑)。

最近の自分の目標は、そんな大きなものではないですが、なんでしょう?

  1. 普通自動車免許(MT)をとる。
  2. ハローワークで仕事を探す。

この二つが切実に必要なものだという気がしています。

 1の「普通自動車免許をとる」は現在進行形で進んでいます。進捗は仮免許がとれた!(素直にうれしいのでビックリマークつき)ところです。実は教習所に通う前に、乗用車を運転していると必ずカーブにぶつかる、という夢を繰り返し見ていました(笑)。それも、その夢がけっこうリアルで、怖い。高速道路の急なカーブで、スピードが落ち切らず、結果ハンドル切りも甘くなって、ぼーん!!という感じです。あーあ(笑)。こういう恐怖があったので、教習所では「なるべくスピードは出さんぞ!」と腹をくくっていたのです。そしたら、指導官から「メリハリつけましょ。出すところは出す、ゆるめるところはゆるめる」との指摘をいただき、それも再三受けているところです(笑)。うーん。ごもっともです。もう路上教習も始まっているのでその言葉を肝に銘じたいなと思います。遅すぎても渋滞して迷惑ですからね。根拠のあるメリハリが大切なんだなぁと思う次第です。

 さて、2の「ハローワークで仕事を探す」も現在進行形で進んでいます。1と違いこちらは自分のペース全開です。教習所は終わり(期間)もあるし、いついつまでにこの段階に進んでいないといけません、というレールがきちんとあります。それに比べると「仕事を探す」はそういうのがあるのか無いのか微妙なところです。レールがあるとみなせるのは、求人募集期限、年齢(?)、貯金の底が見える、といったところでしょうか(もちろんみんなが平等にそうであるということではなくて個人的なものです)。進捗はというと、すでに現役バリバリ働き盛りの方からすると鼻で笑われそうですが、次のようなところです。

こんなところです。三つ目については初めて知って驚きました、そんな窓口があるのかということで。ウェブサイトによると、対象者は次のとおり。

大学院生・大学生・短大生・高等専門学生・専修学校生及び既卒3年以内の方

僕は5年間通った大学を今年卒業して、まさに一年目なのです。この「既卒3年以内」の要件に当てはまるみたいです。大学では就活もせず(事実として)、卒業しました。大学の学生知人の他のみんなは「新卒一括採用」システムで、卒業してからそのまま就職しました。もちろん、そうではない人たちがいることも知っていたのですが。自分はといえばこのシステムにうまく適応することができず(言うまでもなく「新卒一括採用」システムは卒業してからということではなく大学在籍中からしっかり機能しています、それについて「いや大学はそういうところじゃない」という社会的な議論も面白いのですが今それほどの気力がありません)、そのまま着の身着のままポーンと卒業したのでした。自分は大学院に行きたかったのですが、学費や生活状況の変更にかかる資金(引越しや新生活費用)という「壁」にぶちあたり最終年度の途中で「一旦」諦めました。内心今でも行きたいなと思っていますが。卒業してからは「どうしよう」と悩むことが多く、またその期間も長く、「とりあえず車の免許をとらないと就職もできないし」と思い、アルバイトに勤しんでいたのでした。というか「もう心ここにあらず状態で先の展望もなし」という状態に主観的にどっぷりはまり、また客観的にそうやって自分を見ることでまたさらに落ち込んでという無限ループを繰り返していたのでした。振り切って「今は就職活動も何もしないぞ!ふん!」という傲慢な態度(横暴にしていたわけではなく)で、家でそれとなくしかし着実に過ごし、猫とだらだらと長い対話をしてきたのですが。今もその状態は半分続いているような感じです。以前、とあるブログで「元気を出そうとするけど、あれ、私が元気な状態ってどんなだっけ?」という趣旨のことを書いていた人がいて、とても納得しました。ほんとそうだよなぁ。「元気」ってとてもつかみどころのない考えなんだ、ということを気づかされました。どんな心情や行動が自分にとっての「元気」なのか? 考えれば考えるほど分からなくなってきています。前は銭湯に行って身体をリラックスするということが僕に「元気」をもたらしてくれていたのですが、どうも最近はあまりそうはなってくれません。行くだけお金もかかるし、疲れるし。本当に必要なことではない気がしてなりません。

 あれ、ちょっと話が逸れてきました。戻します。そう、僕はこの「新卒応援ハローワーク」の存在を知って、すこし期待できたんです。もちろん、本当にその制度が良いものであるかどうかはよくわかりません。まだ行ってないし。それで話が4つ目のところにきて、今日行ってみたんです。電車で数駅のところで、でっかいガラス張りのビルの12階にそれはありました。しかし、今日は日曜日なのでやっていません。もちろん、それは事前に知っていました。でも今日行かないとと思い、下見に行ったんです。ここの出口に出て、線路沿いに路地を通って、信号を二つ渡って、という具合に初めて行くときにがっちがちに緊張しないよう身体に馴染ませました。エレベーターにも乗ったし、次はうまく行けそうな気がします。もうそれだけで今日は大収穫だな、頑張ったな自分と思えました。あとは、相談窓口の人が接しやすい感じの人だったら良いなと思います。結構重要なことですね。

 ちょっと話が進みすぎました。今日ここに来るまでに、働くことと生きることの関係を無い頭を使って割と考えたのです。僕は働くことと生きることを二重結びくらいきつく結び合わせてきました。端的に言えば、働かないと生きていくことができないという事実を働かなければ生きている価値がないという風に読み替えてきました。これが違うんじゃないか、という気がしています。もう生きることに条件をつけてはいけないと思いました。生きるということ自体に独自の価値があると思うようにしています。条件なんて要らないと思います。そうでしょう?条件をつけてしまえば究極的には誰も生きられないと思います。うーん。ちょっとこの説明は心理的にしんどいのでまた今度書きます。この後の言葉はとりあえずまた今度埋めるとして、こういう考えでハローワークに行こうと思い立ったのでした。

 もう今日はここら辺にしようと思ったのですが、ちょっと暗い話になっちゃたので、今日あったプチ・ホクホク話を。ホクホクというのは焼き芋みたいに芯まで温かい話ということです。携帯の絵文字であるけど、意味は自分で勝手に作ってます(笑)。自分としては「それ、温かいね」のつもりで使っています。

 それで、一つ目はね、今日の昼間にティッシュが無い!との同居人OKNの叫びで、急遽近所のスーパーにちゃりんこをギコギコさせて行ってきたんです。箱ティッシュとチョコレート(お金もらってたので勝手にお駄賃として笑)だけを手にしてレジへ向かうと、前に一人並んでて。その後ろを入ろうとすると、同じタイミングでおじさまも同列に並ぼうとして、「ああ、先どうぞ」の手ジェスチャーをすると、向こうも同じようにジェスチャーを返してくれて先に行かせてくれました。ホクホク。おじさまありがとう。今度は僕が譲ります。

 二つ目はですね、夜のアルバイト終わりに、駅前の駐輪所に自転車を取りに行ったときのことです。ああ~寒いなぁと思いながらテクテク駐輪場まで歩いていたのですが、受付の中から管理人のおじさまが「おかえり!!!」とすっごい大きな声であいさつしてくれて(笑)。うわぁ、すごい頑張ってる「ホクホク」と思いながらちゃりんこの場所まで行って、また出口の受付の方まで戻ってくると、またもや中からおじさまが「ありがとう!!さようなら!!おやすみね!!!」とぽんぽーんとリズムよく声をかけてくれて、いやぁほんとにありがとうございます。と同時にお勤めご苦労様です。というホクホクな心でちゃりんこを漕ぎ始めました。

 今日のおじさまは普段何をされている方なのか僕は全然知るすべもないのですが、きっと他の人たちにもホクホクを渡されているのだろうなぁと思います。僕は温かい人たちのなかでもしっかりと生きているのだなぁと思いました。

 では、また次回!